Shizuko's
Ceramic Class

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管理人の戯れ言

14.やっぱりO型だ!
またまた”先生”の話。
先生は血液型に異常な関心を示している。
最近、私は先生に「A型とは思えないズボラな性格」と繰り返し言われる。 当っているだけに返す言葉がないのが常である。
「経済感覚ゼロ、ザル・・・・・」
「A型は几帳面で計画性があって・・・・・」」
「一体、どこがA型なんでしょうね。」
「すべて正反対ですね。」
「血液型ってあまり当たらないのかしら。」
血液型についてあまり知らない私は、少々困惑しながらも先生の血液型であるO型について考えた。
血液型の性格判断が正しいのであれば、先生の性格がO型の特徴になるからである。

*何事にも、何人にもおおらかである。
*こつこつと着実に物事を進める。
*忍耐強い。
*物を大事にする。

なるほど、こうしてみると、私は対極点にいる。
ところで、何故、血液型にこだわるのか聞いてみると、陶芸教室で 会員の村上夫人に「やっぱりO型ですね。」と言われたそうである。
ところが、どうして「やっぱりO型」なのか教えてくれなかった。
「よくわからない。」「憶えていない。」などと言って言葉を濁すばかりだった。
本人も納得できるようなことを、言われたに違いない。 言われた事を楽しんでいるようにも見えたし、 不快感をもっていないことは、雰囲気で感じ取れたが、曖昧にされるだけであった。
私はこの話を聞いてすぐ、この「管理人の戯れ言」に書く事にしたが、なかなか筆が進まなかった。と言うより何を書いてよいかわからなかった。 「やっぱりO型」と言うパンチ・ラインがあるにもかかわらず、どうしようもなかった。
勿論、二回続けて先生について、書く事は”危険”であった。逆鱗に触れるかもしれなかった。何人にもおおらかでおっとりしている先生も「管理人」にだけは厳しいのです。

ある日、久しぶりに”やきもの”をしていた時(私も時々陶芸をしております。)、先生に質問をすると、丁寧に優しく教えてくれました。
具体的な記述は省略します。
管理人:「ここはこれでいいのですか?」
先生:「それでいいですよ。」「あとはお好きなようにしてかまいませんよ。」
暫くして、
管理人:「こんなふうになってしまいましたが・・・・」
先生:「本当はこのようにしても良かったですね。」
管理人:「えっ!」「はじめに言ってくれればいいのに・・・・」
先生:「大丈夫、大丈夫。それでもいいですよ。」「上手に出来てますよ。」 「本当に。」「素晴らしいですよ。」

私は村上夫人が言った言葉を思い出した。
管理人:「やっぱりO型だ!」

2001年1月17日


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