日本ではライブドアによるニッポン放送の株の買占めが話題になっている。
時間外取引での大量株式の購入を予測できなかったフジサンケイグループとしては、晴天の霹靂と
言えるだろう。アメリカであれば『脇が甘い』と言われるだろうが、日本では『他人の家に土足
で入る』ようなものらしい。
私は学生時代によく深夜放送の『オールナイト・ニッポン』を聞き、社会人になってからは
『夕刊フジ』を駅前で買ったものである。また当時(今もかも知れないが・・・)は朝日、毎日、
読売新聞の陰に隠れて存在感のなかった『産経新聞』であったが、何故かひきつけるものがあって
しばしば読んだのを覚えている。
余談になるが、学生時代に読売新聞の販売拡張員(この言葉が適切か疑問だが・・・)が、私
のアパートに来て一ヶ月の購読でもいいからと言って五枚皿のセットを置いていった。その皿は昨年
三枚となったが、約三十年の間お世話になっている。確信を持っていえる事は、ギフトと
して貰った皿を今でも使っている人は世界中で私だけだろう。
ところで、今回の話の中心は歌手の『狩人』でなければならないのであるが困ったものである。
ニッポン放送の件から『狩人』を思い出したのだが、たいした記憶がないのである。
スキー場での新曲発表会のスポンサーがニッポン放送だった関係で二、三度オフィスに足を
運んだのだが、当時のビルディングがあまり立派ではなかった事ぐらいしか思い出せない。
『狩人』とはスキー場で一度会っただけだった。
しかも挨拶だけだったので、二人(兄弟)が好感の持てる青年であった
ことぐらいしか記憶にない。また、
その時の私の仕事が何だったのかも
思い出すことが出来ない。
これでは、タイトルに「狩人」をつける意味が全くないではないか・・・。
自問自答をしてもしょうがないのであるが、
私は何を書いているのかも、何を書いてよいのかもさっぱり分からない。
改めて書き直すべきかもしれないが、そんな力も今の私には湧いてこない。
ニッポン放送の株の買占め問題での記者会見で亀淵社長を見て当時を懐かしんだのが、この文を
書く
始まりだった。
当時の深夜放送『オールナイト・ニッポン』には糸井五郎、亀ちゃん、哲ちゃんなどの
パーソナリティーがいた。あの時のパーソナリティーの亀ちゃんが社長になったのだろう。
私は陽気な『春日部の哲ちゃん』のファンだった。(だからどうしたと言うんだ。)やはり
ここからも話をふくらませることが出来ない。
私の頭は散漫で、起承転結などというものは存在しない。
次回この「戯言」で皆さんとお会いできるのが、何時になるのか全く想像できない。
もし日本にいたら、家を飛び出して長い旅に出かけるだろう。
『あずさ2号』に乗って。